Lace Fence
W6200×H2075 (mm)
亜鉛メッキ金属3.55mmワイヤー
Joep Verhoeven(ユップ・フェルホーフェン)
Demakersvan
彼らの取り組みは、“固定概念を覆すところからスタートする”という方法論が基盤にある。
ワイヤーで編まれた日常見慣れた、日常見慣れたフェンスは、危機管理の為に人や物を拒絶する為の敵意に満ちた工業製品である。一度、目線を替えてみると、その編み込みの手法は手が込んでいて手工芸の鉤編みに見えてくる。そこで彼らは、フェンスを優雅で装飾的な模様を描く為のキャンバスに見立てて、製作のために応用することにした。
フランスのシャンティーレースの技法で編まれたフェンスは、実用と観賞を併せ持っており、まさしく固定概念を覆す一つのアプローチである。